シャドーイングバディは英語初心者でも、中学英語程度の基礎が理解できていれば問題なく使えます。
初心者でも3ヶ月取り組むと、決まり文句での短い会話ができるようになります。
初心者のうちにシャドーイングバディーで正しい発音を身につけると、その後の英語スキルの上達に非常に良い効果があります。
この記事では、初心者だからこそのメリット３点、英語初心者がシャドーイングバディを使う場合に特に注意したいポイント３点などについて詳しく解説しています。
英語学習初心者でシャドーイングバディが使えるかどうか気になる方は、この記事を確認してください。
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シャドーイングバディで期待できる効果
シャドーイングバディは、コーチング英会話で有名な「トライズ」が運営する「シャドーイング」用のアプリです。
シャドーイングバディの特徴は、シャドーイングした音声を送るとトライズのコンサルタントが添削指導してくれること。
自分が話すことのできる音声は、聴きとることができます。
シャドーイングバディーの添削自動なら、あなたの発音が矯正され、ネイティブの英語を聞き取ることができるようになります。
1人では難しい発音の矯正、これがシャドーイングバディでシャドーイングのトレーニングをすると添削指導で改善されるので、リスニング力に劇的な変化が期待できます。
シャドーイングバディなら初心者でも効果の期待できる理由
シャドーイングバディには次の3つのポイントがあるから、初心者でも安心して取り組めます。
- 初級者・中級者・上級者のレベル設定
- 科学的に実証された7つのステップ
- トライズのコンサルタントによる的確な添削指導
これらはシャドーイング、実践者、特にシャドーイング初心者が、挫折せずにシャドーイングを続けるための大切な仕組みです。
これらについて詳しく説明します。
初級者・中級者・上級者のレベル設定
シャドーイングバディでは、初級者・中級者・上級者別に教材が設定されていて、初級者・中級者・上級者の基準は下の表のようになっています。
スマホでご覧の方は横スクロールすると全てを見ることができます。
| レベル | TOEIC | 英検 | CEFER | VERSANT | GSE |
| 初級者 | 300〜495 | 5級・4級 | A1 | 20〜35 | 10～29 |
| 中級者 | 500〜695 | 3級・準2級 | A2 | 36〜46 | 30～42 |
| 上級者 | 700〜 | 2級～ | B1～ | 47〜 | 43～ |
この基準はあくまでも目安ですので、ご自身のレベルに合わせて上のレベルや下のレベルを選んでください。
自分がどのレベルに当てはまるのかわからない人は、初めて音声を聞いて8割位が理解できるレベルを選ぶと良いでしょう。
科学的に実証された7つのステップ
シャドーイングバディでは次の7つのステップに従ってトレーニングを進めます。
| ステップ | 内容 |
| Step 1 | リスニング |
| Step 2 | 音声変化チェック |
| Step 3 | 語彙と和訳チェック |
| Step 4 | チャンク・リピーティング |
| Step 5 | プロソディー・シャドーイング |
| Step 6 | コンテンツ・シャドーイング |
| Step 7 | なりきり音読 |
これは科学的に実証された方法で、シャドーイングの専門家である関西学院大学の門田修平先生の監修により、より効果の高い科学的なシャドーイング方法となっています。
7つのステップに沿ってトレーニングを進めることで、音の聞き取り・意味の理解・発音などのスピーキング力までを自然と伸ばすことができます。
トライズのコンサルタントによる的確な添削指導
シャドーイングは音源を完璧に物まねするトレーニング方法です。
学習者、特に初心者は自分の発話を聞いてもどこができていないのか気付くのが簡単ではありません。
シャドーイングバディではプロが具体的に指摘するだけでなく、どのように練習すればお手本通りになるかまで丁寧に指導してくれます。
初心者の内に正しい発音を手に入れると、レベルアップの速度が加速します。
初心者がシャドーイングバディを使う場合の3つの注意点
シャドーイングバディでシャドーイングするとリスニング力に大きな効果が期待できますが、英語初心者の人は次の3点に注意してください。
- 文法の解説がない
- 1日に40分は練習する必要がある
- シャドーイングそのものが簡単ではない
これら3点ですが、気軽にやってみよう、というには少しハードルが高く感じるかもしれません。
それぞれを詳しく説明します。
文法の解説がない
シャドーイングバディではシャドーイングの練習のために、語彙及びコンテンツの日本語訳は表示されます。
シャドーイングバディはシャドーイングに完全特化しているので、文法の解説、構文の説明などはありません。
中学英語、少なくとも中１、中２程度の英文が理解できていれば、初級者レベルには対応できるので、多くの人は問題ないでしょう。
1日に40分は練習する必要がある
シャドーイングバディでは、7つのステップに従って練習を行います。
これは科学的根拠に基づいた練習ステップです。
このステップをこなすには、どうしてもある程度の時間が必要です。
なぜなら、基本の練習回数として、シャドーイングだけで30回を目安にしているからです。
まとめて40分ではなく分割しても構わないので、1日に40分間、シャドーイングに取り組む時間を確保してください。
シャドーイングそのものが簡単ではない
注意点の3つ目は当たり前なのですが、やっぱりシャドーイングは簡単ではないということです。
シャドーイングが英語学習に非常に効果が高いことから挑戦する人は多いのですが、途中でやめてしまう人も非常に多いです。
いきなりシャドーイングに入っても絶対にうまくいきません
シャドーイング、バディーの7つのステップに従って1つずつ丁寧に課題をこなしてください。
これができないと間違いなく挫折します。
初心者がシャドーイングバディを使う３つのメリット
シャドーイングバディは、英語初心者に限らず、多くの英語学習者に是非とも取り組んでもらいたいトレーニングアプリです。
その理由は、次の3つのメリットがあるからです。
- リスニング力が強化される
- 正しい発音が身につく
- 英語スキル全体への好影響がある
これらは英語学習者全般にとってのメリットですが、特に初心者には大きなメリットです。
これらを詳しく説明します。
リスニング力が強化される
シャドーイングは聞き取った音を発話するトレーニングです。
なので、とにかく耳が鍛えられ、リスニング力が飛躍的に向上します。
1人で練習しているとうまく発話できているかどうかが確認できないので、思ったほど効果が出ないことがあります。
シャドーイング、バディーでは、科学的根拠に基づいた練習手順に従ってシャドーイングを行い、さらにはコンサルタントによる添削指導が受けられます。
この添削指導があるからこそ、自分の間違いに気づけるので、リスニング力が効果的に伸ばせます。
正しい発音が身につく
発音といっても、LとRの発音の違いのようなものだけではなく、英語の場合音の変化が起こります。
初心者の場合、文章の流れの中で練習している方は少ないでしょう。
日本語にはない英語の特徴として、リンキングという音のつながりが起こったり、音が変化したり、音が脱落することがあります。
シャドーイングバディでは、スクリプトに音の変化が丁寧に示されていて、何度も音読するうちに音の変化を理解して正しい発音ができるようになります。
自分の話せない音は聞き取れないので、初心者の段階で英語特有の音が聞き取れるようになるということは、リスニングでも、スピーキングでも大きなメリットになります。
英語スキル全体への好影響がある
シャドーイングバディーでは、シャドーイングトレーニングだけでなく音読を重視しています。
英語指導者の多くが「とにかくテキストを何度も音読しろ」と言っています。
音読を繰り返すことで、黙読の場合と違って、目と口と耳を同時に使うので、脳への刺激の量が圧倒的が多くなります。
英語4技能の書くこと以外が同時に鍛えられるので、シャドーイングのトレーニングをすることで、英語スキル全体の底上げができます。
初心者には難しいシャドーイングなのですが、シャドーイングバディーを使うことでそれが可能になります。
シャドーイングバディでは定期的にキャンペーンも行っています。こちらの記事に詳しく紹介していますので、参考にしてください。 →→→ 【2024年9月】シャドーイングバディのキャンペーン！割引や優待情報を詳しく紹介！
シャドーイングバディの初心者用教材が使い易い3つの理由
シャドーイングバディには同じタイトルでも初級・中級・上級に分けられています。
初心者の人がよく使う初級の教材には、次のような配慮がされています。
- 20秒程度の短い音源
- 聞き取りやすい速度
- レベルは中学英語
シャドーイングに慣れるまでは、実際のインタビューのような教材を使うのは簡単ではありません。
これらのポイントについて説明します。
20秒程度の短い音源
シャドーイングバディの教材は、タイトルは同じでも、初級・中級・上級と3段階の音源が準備されています。
シャドーイングに慣れない人は長い時間聞き取って発音するのはかなりの苦痛です。
シャドーイングバディーの初級用の音源は20秒程度の短いものとなっており、誰でもこなせる程度の長さになっています。
聞き取りやすい速度
シャドーイング、バディーの音源は、初級中級上級になるに従って、当然速度も速くなります。
初級の速度は、比較的ゆっくりでリスニングになれない人でも聞き取りやすい速度になっています。
実際の会話の速度よりもゆっくりにしてあるので、初心者でも取り組みやすくなっています。
レベルは中学英語
スピーキングバディの初級用の音源は、文法的にも簡単なものになっています。
文法レベルで言えば、中学英語のレベルです。
難しい知識を必要としないので、英語を聞き取ることに集中できます。
シャドーイング初心者からよくある5つの質問
シャドーイング初心者の方からシャドーイングについてよくある質問5つを紹介します。
質問1：シャドーイングは1日何分やればいいですか？
1日あたりのトレーニング時間は30分〜1時間程度が目安です。
教材について行くことに意識が行きがちですが、発音や英語特有のリズムを意識してシャドーイングを行うように心がけて下さい。
質問2：シャドーイングと音読はどちらが効果的ですか？
シャドーイングと音読では鍛えられるスキルが違います。
シャドーイングはリスニング、音読はリーディング力により効果があります。
シャドーイングのトレーニングでは音読も行いますので、効率よくスキルアップするならシャドーイングの方が効果的といえます。
質問3：毎日シャドーイングをしても効果はある？
毎日集中してシャドーイングを行えば、かなりの効果が期待できます。
逆に言えば、集中せずに何気なく流しているだけだとあまり効果は期待できません。
集中して毎日取り組むことで、たとえ15分でも効果が期待できます。
質問4：シャドーイングは何ヶ月続ければ効果を実感できますか？
一般的に、シャドーイングの効果が実感できるようになるには3ヶ月といわれています。
なぜなら、英語のスピードや音の変化に慣れるためには時間がかかるからです。
その代わり3ヶ月頑張れば、今とは全く違った英語力が手に入ります。
質問5：英語を聞いてるだけだと効果ありますか？
英語を聞いているだけ、いわゆる「聞き流し」ではほとんど効果はありません。
なぜなら、英語の意味が理解できないので、結局は脳に英語はインプットされません。
たくさん英語を聞いたことで、知っている単語を素早く認識できるようになっているだけです。
シャドーイングバディを初心者が使う場合のポイントについてのまとめ
初心者がシャドーイングバディを使ってシャドーイングのトレーニングを行う場合の、注意点やメリットなどについてお伝えしました。
初心者の内に、正しい発音が身につくのでその後の英語学習に対する効果が高まり、効率よくリスニング力が鍛えられます。
シャドーイングバディーでは音読をしっかりと行うので、英語スキルがバランスよく鍛えられます。
シャドーイングバディでは、教材にも初心者でも取り組みやすい工夫がしてあります。
中学英語が理解できれば、シャドーイングバディーは十分に使えます。
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