メルセデスベンツの車検っていったいいくら必要? こんな疑問を持っていませんか。
この記事を読んでもらえれば、次のことがわかります。
- 車検費用はいくらかかったのか
- メンテナンスプラスは必要か
- 保障プラスは必要か
車検費用は2020年12月にメルセデスA180(2017年モデル)の初めての車検を受けた時の体験をお伝えします。
車検費用は実はそんなに高くありません。見積もりでは12万円でした。また、メンテナンスプラスは、加入の価値があります。保障プラスについては、ご自身の走行距離で判断すればよいと思います。
結局、メンテナンスプラスの加入も含めて総額21万円とリーズナブルでした。初回車検だと、他の修理工場などで車検を受けても良いですが、メンテナンスプラス、保障プラスのようなメルセデスのプログラムもありますのでディーラーで受けることをお勧めします。
メルセデスベンツAクラス 初回車検費用
2017年式のAクラス A180(W176)です。走行距離は18,775Km。年間6,000Km程度のライトユーザーです。これまで、故障とかもありませんでした。
今回の車検時にかかった費用は210,000円でした。
整備代合計 | 167,250円 |
技術料 | 20,450円 |
検査代行料 | 19,800円 |
メンテナンスプラス | 132,000円 |
バッテリー電圧低下交換 | 0円 |
エンジンオイル・フィルター交換 | 0円 |
フロントウインドウ用ワイパーブレード2本交換 | 0円 |
リアウインドウ用ワイパーブレード交換 | 0円 |
値引き | 390円 |
法定費用等 | 37,750円 |
印紙代 | 1,200円 |
自賠責保険料24ヶ月 | 21,500円 |
重量税 1t超-1.5t | 15,000円 |
合計 | 210,000円 |
車検費用 見積もり
初めに提示された見積もりは下の通りです。約12万円、思いのほか普通です。
整備代合計整備代合計 | 81,840円 |
MB2年点検 | 46,200円 |
完成検査料 | 15,840円 |
検査代行料 | 19,800円 |
法定費用等 | 37,750円 |
印紙代 | 1,200円 |
自賠責保険料24ヶ月 | 21,500円 |
重量税 1t超-1.5t | 15,000円 |
合計 | 119,590円 |
1年点検、2年点検は3年間無料保証プログラム「メルセデスケア」が付いていますので、点検費用はもちろん、ワイパーブレード交換、オイル交換、フィルター交換等は無料でした。
見積もりには入っていませんが、今回これらを交換すると全て有料で上乗せされます。合計約15万円となります。
消耗品交換合計 | 29,097円 |
エンジンオイル・フィルター交換費用 | 5,184円 |
エンジンオイル | 11,902円 |
オイルエレメント | 1,515円 |
フロントウインドウ用ワイパーブレード交換費用 | 1,296円 |
フロントウインドウ用ワイパーブレード | 7,020円 |
リアウインドウ用ワイパーブレード交換費用 | 1,296円 |
リアウインドウ用ワイパーブレード | 1,987円 |
車検時に加入できる4年目、5年目の保証
新車から3年間は無料保証プログラム「メルセデスケア」がありますが、4年目、5年目は有償プランに入るかどうかを選ぶことになります。もし入るなら、車検のこのタイミング。これを逃すと、加入そのものができなくなります。
メンテナンスプラス
Aクラス(ガソリン車)の場合、132,000円です。
- 新車登録後36か月~59か月の期間、メンテナンスサービスを継続して受けられるサービスです。
- メーカー指定点検整備を2回分実施
- 定期交換部品の交換・補充(エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキ液、スパークプラグ、エアコンフィルター、エアクリーナーエレメントなど)
- 消耗部品の交換・補充(ブレーキパッド、ブレーキディスク、ファンベルト、エクステリアのランプバルブなど)
ここで気付かれた方もおられるかもしれませんが、新車登録時の無料プログラムは35か月まで。つまり、車検のタイミングでは無料プログラムは終了しているのです。メンテナンスプラスも59か月目で終わりますので、次回の車検の時には終了しています。
メンテナンスプラスに含まれる点検の内1回は、今回の車検時の法定点検です。
保障プラス
Aクラスの場合、140,800円です。掛け捨ての保険と考えるとわかりやすいプランです。
車を構成する純正部品の材料または製造上の不具合が発生した場合は一定の条件で無料修理してもらえる一般保証です。
併せて、24時間ツーリングサポートが付帯します。
加入の決め手
どちらのプランも結構高額ですので、かなり悩みました。が、結局メンテナンスプラスにのみ加入しました。決め手はブレーキの消耗具合とバッテリーの性能(電圧)でした。
ブレーキパッドは5.5mmで交換になりますが、今回は6.5mm。私の場合、年間1mm強摩耗します。次の2年間の内に交換タイミングが来ることが確実でした。ブレーキパッドとブレーキローターはセットで交換されますが、約7万円かかります。
次回の車検時ではプランが終了しています。車検は1か月前に受けることができます。その1週間前に入庫すれば、車検とブレーキパット&ローターの交換を同時に行うことができます。
また、バッテリーは結果論だったのですが、たまたま性能が低下していました。無料で新品に交換してもらえたのですが、有償の場合、何と約5万円だそうで!
ブレーキパット&ローター、バッテリーで約12万円。来年の年次点検費用、オイル交換、ワイパーブレード交換費用も含まれますので、断然お得!
保障プラスは、今後2年間で14万円以上の部品が壊れなければ、都度生産した方が得ということになります。確かにメルセデスの部品は高額ですが、14万円かかる部品はそんなに多くはないですよね。というわけで、私はパスすることにしました。
まとめ
今回初めて車検を受けてみて、決して高くはありませんでした。また、ブレーキパッド&ローターやバッテリーの交換には結構費用がかかるのですが、有償プランのメンテナンスプラスをうまく使えば費用を抑えることができます。
ディーラーで相談すると、本当に親切に細かく教えてもらえました。まずはディーラーで相談されることをお勧めします。
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